ひたひたひた…

 

あいつ、コロナが、

ひたひた大きくなってきた。

 

児童相手の仕事も、絵手紙講座も、

3月いっぱなくなってしまった。

 

これでは、商売あがったり。

 

 


ナスの輝き

 

冬、ボロ冷蔵庫だと、野菜が冷えすぎて

凍って味が落ちるので、

冷蔵庫の上に置いている。

 

一人だとどうしても食べ残しができ、

長くほったらかしにするものも出てくる。

 

そんなときは、

鍋をひんぱんにしてぶしこむべし。

 

古びかけたナスよ、

ぶくぶくと灼熱地獄に落としてしまう前に、

お前を絵にしてやろう。

その光沢がきれいだ…。


コロナウイルス対策は…

 

コロナウイルス感染拡大のご時世に、

人がひしめく電車に乗り、

人人人だらけの地下鉄プラットホームに

十なん時間も立たねばならない。

パンデミックが起こるとすれば、

きっと交通機関からであり、

地下鉄なんて相当にやばい。

 

マスクをせよといっても、

手持ちのマスクは限られる。

長くもたせるのに洗濯して洗えばよいと

仕事仲間から聞いても、

ネットで調べれば、洗うと効果なしとのこと。

ようは、

自分のくしゃみによる唾液の飛び散りを防ぐ、

利他的効果しかない。

 

ああ、そうです、手洗いやりましょう。

しかし、最も効果的防御は、

体力をつけて、免疫力を高めておくことだろう。

 

睡眠たっぷりとって

ニンニク、ネギを、日々がつんと食います。

風呂上りのビールは、絶対に死守

(ビールは脳にやる気スイッチを入れる成分が

あるらしい)。

そして、あんまり無理して働かないぞ。

 

 


フライパンが…

 

ボロボロでボコボコ。

 

卵を焼くと、油を乗せていてもへばりつく。

表面のテフロンがはげてきてるのか。

ということは、それを食ってくたということか。

 

これまで特になんともなかったわが体は、

実に大雑把なものである。

 

 


本が読める

 

本日も地下鉄警備のバイト。

機械室でモーターがうめく待機所で

3時間ほど本が読める現場。

儲けは少ないとこだが、稀有な仕事場だ。

読む本を選ぶ。

 

 


空を飛ぶ

 

気分が沈む。

だからフィーリン・グッド。

ぐぅと下ってから浮き上がり、

空飛ぶ感じ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=D5Y11hwjMNs&list=RDD5Y11hwjMNs&start_radio=1

 

 

 

 


内面外面、つながるつながる

 

「どこか遠くへ行きたいな病」がつのり、

よく異国の夢を歩く見る。

そこはどこにもない国だが、

変にリアリティがある。

この世の外に存在しているのかもしれない。

 

ルドルフ・シュタイナーの

『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』

を読めば、永世の世界は当然の如く

あるように思えてくる。

魂を高めて衆生を救え、なんて志向は

仏教と似ている。

 

内面は外面につながる、

というのは、直観的にはよく分かる。

 

メキシコで見たマリア像は、

観音様の別バージョンの表現で、

内面外面がつながっている証明である。

 

おいおい、気は確かかい?

いたって確か !

どこか遠くへ行きたいのです。


ぼんやり描いて、ぼんやり

 

水彩の水洗いに使っているガラスビン

(元「ご飯ですよ」のビン)。

 

ガラスビンって、光の屈折や映り込みで

ゆがむ線や光がきれい。

水彩初心者が、気楽に描く題材にいい。

 

ところで、コロナウイルス騒ぎで、

個人的にもだんだん影響が。

老人ホームの絵手紙講座が中止になった。

発達障害児のアート教室は、まだ大丈夫そうだが。

 

足立区内、東京都内も、それほど緊迫した

雰囲気はない。

 

ただ、都内地下鉄内からは、外国人旅行客の姿が

ぱったりなくなった。

特に、旅行鞄に米をぎっしりつめた中国人など。

 


自閉症の豊かな世界

 

昨日、駅警備バイトの待機室は常に一人だったので、

計3時間も本が読めてしまい、

テンプル・グランディン著

『自閉症の才能開発 自閉症と天才をつなぐ環』

(学習研究社)を読了。

 

自閉症である著者が、自閉症を語った稀有な本だ。

この人は、米国の3分の1の牛屠場を設計した技師で

畜産動物扱いシステム会社社長である。

 

感情面が弱く、対人関係がつくれないが、

言葉ではなく、ビデオのように鮮明に記憶した

映像で理論的思考する天才だ。

 

彼女は、人間の心は理解しづらいが、

牛の心がよくわかる。

自閉症は、外界に対して常に恐怖を抱く

牛の心に似ているそうだ。

そのため、飼育から屠殺ま牛に苦痛を与えない

システムを開発することができた。

 

では、なぜ愛する牛の屠場にかかわるのか。

人間が生きるために命を奪う

牛に感謝を捧げるため。

古代人の儀式、アイヌのイオマンテ

みたいな宗教的心情への到達が描かれている。

 

本人は自身を、『スタートレック』の

ミスター・スポックになぞらえている。

だが、テンプルはもっと先を行ったのかもしれない。

感情面が薄い理論家にして、

論理的思考によって宗教的心情にまで

たどり着いたから。

 

自閉症のインナースペースは、

豊かで広大である。


一神教になれない「私」という存在

 

一神教の神への信仰を持てば、

芯のあるかちっとした「自己」が

できるのだろうか。

どうもそうはならないだろう。

 

私の「自己」はどうしたって日本型の空洞だ。

恥の文化により、他者や社会という外からの

風が内部にビュービューと吹き込んでくる。

「私」という存在は、メダカの学校の一匹であり、

時代が「あっちにゴー、こっちにゴー」と

言われるままに

揉まれて泳ぐだけ。

 

空気を読まない発達障害の人は、

日本社会のスパイスかもしれないと

考えても見る。

 

 

 

 

 

 


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