カラスになっちまえ!

 

最近、街中で、たまに黒いマスクをしている人がいる。

なぜか、瞬時に反感を抱いてしまう。

 

一番初めて見てギョッとなった黒マスク姿が、

マイケルジャクソンだった。

整形しすぎてただれた鼻を隠すためだとかの

報道写真が、妙にまがまがしく思ったのが

意識の底にあるのかもしれない。

 

黒マスクをしているのは、

だいたい容姿端麗の若い男女である。

自信がないとあのきついファッションはできない。

ぶざまに見えるだけだから。

 

たしかにかっこはいい。

しかし、そのかっこまよさは、

「不気味さにつながっていることを自覚しているのか、

していないだろう」という自分勝手な怒りが、

「反感」の原因なのだろう。

 

どうしてもゴミを腐肉を食い散らかす「カラス」に

見えてしまう。

あのさかしげなカラスが、太い口ばしを

ゴミ袋につっこんだ時に遭遇すると

ゾワゾワと湧きあがる憎しみ…

あの感情が、どうしても呼び起こされてしまう。

 

カラスには罪はない。

カラスを色眼鏡で見る人特有の愚かさを、

自分もごたぶんにもれず持つだけのこと。

 

ああ、黒マスクをするいなせな人よ、

いっそのことカラスになっちまえ!

 

 

 

 

 


梅?

 

野郎のごたぶんにもれず、

花にはいたって無知だ。

 

近所を歩いていると、ひとんちの庭に咲く

梅がキレイだなと近づく「オヤ?」と思う。

白梅と紅梅の二種類の木かなと

よく見れば一本の木だった。

しかもピンクの梅もある。

白からピンク、濃い紅へ、

花びらの色が変遷していた。

 

ネットで調べると

白梅の樹液は白く、赤梅の樹液は紅色とあったが、

じゃさっき見た樹はなんだと。

この樹は「梅」なのかな?


ディナーショー

 

コロッケにソースをかけすぎて

食い散らかす。

 


「官僚」のたたずまい

 

官邸側との綿密な打ち合わせ、

シナリオ通りに証言しているような印象。

個人的な「訴追の恐れ」を

理由に答弁しないというのは、

冒頭に行った真実を話すという宣誓を破るもの。

法律違反である。

 

国民とすれば、

彼が「訴追の恐れ」を理由に黙せば、

国から取引があっただろう推測せざるを得ない。

「訴追の恐れ」を破って、

本当のことを話せば、国民は喝さいする。

政権をふっ飛ばした男として記憶されただろう。

かえって浮かぶ瀬もありうる。

 

ただ、そんな破格の個性を

この人に感じない。

証言せずの選択は、官僚的的判断からすれば

当然なのかもしれない。

組織の論理にひたって生きる

「官僚」のたたずまいだなぁと思う。

 

 

 


歌桜

 

ローリン・ヒルが歌う「To Zion」。

 

桜の木は、咲き出す前も咲いた後も

樹液の全部が桜色に染まるという。

この人も、自身の存在全部を「歌」に染めて

うた歌う。

 

黒人のミュージシャンって、

思えばこういう人が多い。

では、お聴きください、「歌桜」…。

 

https://www.youtube.com/watch?v=1sQjh261rU8


「若者言葉」に挑戦

 

今、女子高生が多用している

「若者言葉」に挑戦してみた。

以下は、架空のラインによるやり取りである。

(上の言葉以外の古い「若者言葉」も交じる)

 

私「最近さぁ、駅のテンプラそばに

  ファボッテル♡(お気に入り/favoriteが由来)

A子「それな、それな

  (「うん、うん」という相槌/

     「そうだね」「たしかにね」をつづめた言葉)

私「今、食べててぇ、シャメ撮ったから見て。

  テンションマックスぅ(気分最高)」

B子「まじ卍〜

   (調子に乗っているぞ/卍は「マンジ」。由来は不明)

   ってか、オマエおっさんじゃねぇ?」

私「当たりマエダのクラッカー(当たり前/これは死語)、

  まじうけ(本当に受けた、面白い)、

  草生えた(笑う/wwwwwwwwwとwを重ねて

    「笑う」を意味するが、「草」が

    生えたように見えるのが由来)

 

 

 

 

 


「味家」、再び

 

味家1/

 

「味家」とは、「味のある家」という意味で、

私の造語である。

以前少しやったことがあるが、かなりごぶさた。

最近ちょこちょこ見かけるので、

たまに掲載してみよう。

 

上は都心の地下鉄が集中する

ビジネス街の風景である。

まだ新築らしいアパホテルの横に、

コンクリートの壁が黒ずんだ「味家」を発見。

老朽化で心持ち右に傾いているようだ。

ホテルの若々しさと鋭く対比する

そのみすぼらしさに魅了される。

 

『ちいさいおうち』という絵本の名作を

思い出す。

幸福な家族が住む緑の丘の

「ちいさいおうち」が主人公。

年月を経るほどに、周囲に建物が建ち、

ついには高層ビルだらけになる。

変わらないのは「ちいさなおうち」だけ。

ただ、もう人は住まずぼろの空き家と化す。

その姿が子ども心に物悲しく映った。

 

ホテル横の味家はどうか。

目の前にすると、なにか生々しいものが

感じられる。

それはどうやら人が住んでいそうだからだ。

絵本のような

大河物語はあるのか、ないのか。

 

 

 

 

 


「野人」のビル

 

グーグルビューで、

ニューヨーク・マンハッタンに立つ

トランプタワーを仰ぎ見る。

 

ドナルド・トランプ大統領が住まうところで、

今、名所になっている。

 

上空から見ると、この巨大ビルも、

そう大きくない。

さらに巨大ビルの群れの谷間に

埋もれて立つ中級ビルという感じ。

それでも大富豪のビルであることは間違いない。

 

最近、トランプ政権の内幕を暴く本を読む。

当書では、トランプ大統領の無能を

書き立ててきりがない。

職務不適正なので、法律で職を奪えとまで言っている。

 

その「ばか」な人が、なぜ不動産王国を築き、

大統領にまで上り詰めたか、

なんだか知りたくなってきた。

正力松太郎に似ている気がする。

粗野だが、山と山をぶつけてならすような怪力がある。

非常識と非常識をつなげて、

超常識を産んでみせるような狂気がある。

ようするに「野人」。

 

 

 

 


何も心配することはない

 

ノーラ・ジョンの「Peacs(やすらぎ)」。

 

「夜が更けてくれば

 瞑想に入って

 すべてが落ち着きを取り戻す

 闇を探って

 良心に任せれば

 どうすればいいかが分かる 

 何も心配することはない」

 

https://www.youtube.com/watch?v=pmtYs_k8WOE

 


山の生活

 

「徳島で林業志す若者増加」との記事。

いいことだ。

林業も誰かが担うべき仕事で、

伐りごろの杉など、どんどん伐ってほしい。

 

ところで林業を生業とする人は、

当然平地に住む。

その人にとっては、

山はいってみれば、

木を生産する「工場」である。

 

そうではなく、

山を「住まい」とする人は、

日本に一人ぐらいは存在するのだろうか。

山ですべてを自給している人は

いるのだろうか。

もし存在すれば、話を聞いてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 


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