睡眠誘発スコープ

 

新商品の一案。

いろんな癒しの映像と音が楽しめる

(と、書きつつ、ヘツドフォンを描き忘れることに気づく)。

スコープは顔に密着しているので、

寝入ってしまっても寝返りOK。

 

 

 

 


愚行への欲求

 

傘を裏返して差し、雨水を溜めようと

得意げな様子をして歩く小学生の男子。

友達との会話も弾んでいるようだ。

 

道端でそんな風景を見て、

子どもの頃、自分も同じことを思いついて

やったことがある。

雨水が傘のふちまでたまって、

バシャーンとなることを心待ちにするのだ。

 

学校の帰り道ぐらいの時間では、

雨水はきっとたまらない。

だから、家に帰ってホースで水を入れればガッツがある。

入れた瞬間バシャンとなって水浸しになるだろうが。

 

一度はやってみるくだらないことを、

人はいちいちやって成長していく。

高い塀の上を歩いたり、両手離しで自転車をこいだり、

薄い氷の水たまりをバリバリふんだり、

ほじくった鼻くそを遠くへ飛ばしたり…。

いやこれは、男子特有の行動かもしれない。

 

自分もそうして大きくなった。

驚くのは、たいして精神的に成長したとは思えないことだ。

くだらない欲求は、今も間断と心の奥からわき起こってくる。

それをしないのはもちろん体裁のことはあるが、

本当のところ「面倒くさい」という

たんなるエネルギーの枯渇からにすぎない。


また、ほうとう

 

あんまりお手軽にできるから、

また昨夜、ほうとう鍋をつくる。

冷凍食品のスープ餃子とほうとうを組み合わせた。

 

鶏肉、白菜を入れてしばらくすると、

黒い一角が浮かんでくる。

煮立ったほうとうの保存材から

中身がにじみ出ている。

「危険かな」と、脳裏によぎるが、

もったいないから鍋を食べてしまった。

なんとなく舌が苦い。

 

今のところ、なんともないようだが…。

 


夜朝、ほうとう

 

近所のスーパーに行くと、ほうとうの麺が売っていた。

毎日行くスーパーだが、

知らないものはちっとも見ていないものだ。

 

鍋はいたって簡単にできた。

まず、カボチャのぶつ切りをほうりこんだ味噌汁をつくる。

煮立ってカボチャが柔らかくなったら、

生のほうとうをそのまま入れればよし。

8分たてば食べごろになる。

麺を、うどんやソバ、ソーメンのようにあらかじめ

ゆがかなくてよいのがラクちんだ。

 

コチュジャンとトーバンジャンを入れたら

ピリ辛のほうとう鍋の出来上がり。

こってりしてうまい。腹が一杯。

栄養あって、安い。

 

夜に続き、朝、残り食う。

鍋底に焦げ目つく。

 

 


「ほうとう」体験

 

昨日、河合工務店冊子リニューアル版の取材にて、

山梨県の建築家さんを訪問。

道中、河合会長夫妻、社長夫妻とお子さんと、

社長ご自身が運転する車に乗っての賑やかな旅になる。

 

訪問直前に、小作という店で昼食。

「ほうとう」というものを生まれてはじめていただく。

山梨県の鍋うどんである。

関西出身の自分にはもの珍しい。

 

うどんは平べったく厚くて短い。

モチモチ、ツルツルした食感で

韓国の薄い餅のようにも思えた。

カボシャがトロリと溶け込んだ味噌汁と

からめてアツアツと食べると非常にうまい。

ちゃんこほうとう鍋を注文したので、、

エビやホタテの魚介類や山菜も入って盛りだくさん。

 

ほうとうは、腹持ちがいいように思う。

昔、食糧難だった時代、

腹が膨れるよう工夫したことから生まれたらしい。

味噌汁にカボチャを入れるのが定番とのことだが意外と合う。

コチュジャンや豆板醤を入れても

美味しいと思う。

 

探せば日本には、まだ知らない

いろいろな「うどん」、麺類があるのだろう。

 

 

 


睡眠誘導水槽

 

商品カタログのコピー作成の仕事で、

「睡眠誘導機」なるものの広告コピーを書く。

ホワイトノイズや波の音が鳴るものだ。

もっと工夫すればと、上の装置を思いつく。

 

体温と同じのジェルが入った水槽に裸で入る。

浮かぶと無重力状態になり、心地良いはず。

そこに海の波のサウンドを流すと、

ジェルも震えて、

全身に波のざわめきが伝わってくるだろう。

息がちょいと苦しいが、

沈み切らないよう椅子も用意した。

きっと良質の睡眠がとれると思う。

 


至上の愛

 

寝る前の手持無沙汰な時間、CDを聞く。

もう7年ほど新しいのを買ってない。

 

ジョン・コルトレーンの「至上の愛」を再生する。

何度も聞いたなぁ。

天空へとぐいぐい昇っていく高揚感あり。

なんとなしにカバーを描くといい感じに。

この人、修道僧みたいな顔してるな。

 

では、聴いてください、「愛」について。

https://www.youtube.com/watch?v=XyyL_qjzNvk

 

 

 


すごい劇

 

先日、友人と、北千住のシアター1010ミニシアターで公演の

『サーマービル・レイディ』を観劇する。

作・演出は、平石耕一。

あの有名な「ピーター・ラビット」の原作者である

ビアトクリス・ポターをモデルにした演劇だ。

 

この劇ではじめてビアトクリス・ポターの

偉人としての足跡を知る。

絵本作家として成功して後、

ロンドンの資産家である実家を出て、

田舎の農場を買い取り、農業経営を行う。

そして絵本で得た印税で、周囲の広大な田園、

湖畔周辺の土地を買いまくる。

ただし、その土地に一切手をつけない。

戦争となり兵器工場をつくる気運もあったが

なにもしなかった。

命つきるとき、遺言で、生涯買いためた

東京ドーム366個の土地を

まるごと「英国ナショナル・トラスト」に寄贈。

彼女の目的は、英国の美しい田園風景、自然を守ることだった…。

 

劇では、俳優さんたちの迫真の演技でもって、

さまざまな問題が表現。

環境破壊、都市化と過疎化、戦争、労働者と経営者、

人間社会における信頼、親と子、夫婦関係など、

テーマは多岐にわたる。

 

上のイラストは、ラストシーンだ。

ヴィヴィアン(ポター)が亡くなり、遺言に従って

遺骸の灰が撒かれた後である。

夫であるベーシーがライトが消された空間にたたずむ。

すると、パッと照明がついて、出会った頃の若かりし

ヴィヴィアンが颯爽と駆け抜ける。

とたんに暗転。

ベーシーは感極まって「夏だ!」と叫び、両腕を天に。

すると、真っ白い雪がちらちらと舞う。

真冬の雪の中で、こごえながら悲しみに沈む男は、

逝く妻の、夏の太陽のような信念を

あらためて全身で感じたのだ。

観客は、ほのかな暗闇の中に、

ヴィヴィアンが守った木々の緑や輝く湖を、

ありありと見る。

 

本当にすごい劇なのだ。

 

 


暴風の後

 

先日に観劇した劇について書きたいが、

今日はいろいろ動きの激しい世の中のことを記録しよう。

 

衆議院選挙は自公圧勝で過半数超え、

野党第一党は立憲民主党となり、希望はふるわず。

メディアの予想通りで、つまらない。

投票率は53%だから、

地殻変動したわけではなかった。

 

なんと希望の若狭勝氏は落選。

比例の順位をわざわざ低くしていたのか。

それなら少し男気あり。

暴君小池氏の命令ではないことを。

ただ、ニュースにあった写真の顔が、

げっそり老けていた。

 

朝、9時現在、台風の雨風はやんだが、

電車のダイヤは乱れている模様。

 

昨夜つくった味噌汁にモチ4個入れて食べる。

お腹が少々重い。


地殻変動?

 

昼、友人とシアター1010(せんじゅ)で劇を見に行くと、

その横で長蛇の列。

人並のU字が何重にもつらなり、フロアを埋め尽くしている。

何ごとかと思うと、同じ階に投票所があり、

不在者投票をやっていたのだ。

 

投票所でこんなに人が並ぶのを見たことがない。

劇が終わって後も列は変わらなかったので、

飲んだ後、夜に改めて見に行った。

やはり列は途絶えていない。

 

何か、動き出そうとしているのか。


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