「ナウシカ」ショック



宮崎駿の『風の谷のナウシカ』全7巻を読了。
学生時代に3巻以上読み進めなかったが、
ついに最後のページまで繰る。
呆然として、しばらくどんな本も手にとる気がしない。

ナウシカは、いろんな世界を滋養にしている。
『堤中納言物語』の「虫愛ずる姫」、諸星大二郎、南方熊楠の粘菌、
宮脇昭の植物生態学、宮澤賢治、ル・グイン『ゲド戦記』、
シェイクスピア『リア王』、『鉄腕アトム』の手塚治虫、
中央アジア辺りの民族文化、流体力学、航空力学、
仏教、世紀末、エコテクノロジー…。

でも、そのごった煮の中で、
さらに新しいものが生まれている。
森羅万象を慈しむ「命の思想」というか。
まだ十分に読み解かれていない作品なのではと思う。

ちなみにナウシカの大きなブーツは、
90年代初頭に、女子高校生に流行った
ルーズソックスのアイデア元だと睨んでいる。





 

新キャラ開発の過程



マモルくん2

癒しキャラクターになりうるか。

蚊めっ!



やたらと手を蚊に食われる。
1は掻きすぎて、菌が入り、少し化膿してしまった。
近頃の蚊の毒はきついのか、2以下も治りが悪い。
それとも、こちらの免疫力が落ちたのか。

歴史



オバマ大統領が、広島慰霊碑の前に立って演説。
このことは、歴史的だから記録しておこう。
政権終盤の彼に、日本が花を持たせたタイミングだ。

アメリカでは、原爆の地に大統領が行くことは、微妙な問題。
演説の生中継が、同国では朝の4時だから、
そのへんの時間も配慮があったのか。

オバマは世界にとって平和の使者であるのか。
アメリカ大統領ゆえの限界もあり。
ビン・ラディンを、アメリカ軍が、
他国のパキスタンに乗り込んで、
殺害したのは、明らかに国際的な犯罪だ。
世界のルールに基づいた行動ではないからだ。

ただ、オバマが広島の地を踏んで、
後世に名を残したこと自体は、
「核兵器廃絶」にとって、いいことではある。



 

次へ



 

Windows10、使いにくい!



こないだパソコンを開けると、
Windows10の更新を求める画面に。
特に必要ないので、ボックス端の「×」を押して消去しようとするが、
更新手続き画面に。やってもやっても消えないので、
「めんどくさい!」と更新手続きを進めてしまった。

すると、かえって使いにくくなる。
起動後、無駄な画面が3枚入るは、
スキャニングが微妙に遅くなるは、
便利だったアイコンが消えてしまうは、
おまけに、フェイスブックやmailの手続きをやりなおすは…
いったいなんなんだ!

 

守り神に



マモルくん1

キャラクター第2弾。
交通安全、無病息災はもちろん、
日々、小さな一歩を踏み出す時の守り神です。

「世界平和」が仕事だ、かめへんライダー!



かめへんライダー4

うかうかした核保有国の間違いを、
防ぎ止めるかめへんライダー。
いいぞ、ナイスだ!
これこそ正義のヒーローの仕事!

今日も世界の平和を守るんだ、
ゆけ、かめへんライダー、
ゴー!ゴー!!ゴーッ!!!

どさくさ



かめへんライダー3

第一、生計はどうやって立てるのだ、
かめへんライター?
いや、イベントのショーなんかで、
けっこう引く手あまたかもしれない。


 

恐るべし、板橋区美術館!



友人と、板橋区立美術館の館蔵品展
「絵画・時代の窓 1920s〜1950s」を観覧。

大正モダンな未来派風人造人間、
昭和初期の石炭まみれのプロレタリアな風景、
戦中の不穏な空気一杯のシュールレアリズム、
敗戦直後の虚脱感漂う焼野原、
戦後ドサクサとあっからかんとした明るい幾何学…。

実に見ごたえあり(しかも無料)。
同館学芸員の力量を感じる。

記念に、
チラシのイメージとなった
高山良策「矛盾の橋」(1952年)の塔と組み合わせて、
強烈に印象に残った岩崎鐸「海辺母子像」(1948年)の
こまっちゃくれた少女像を記す。
ゴチンとしたデカ頭と、
小憎らしい目が素敵。










 

| 1/4PAGES | >>

このサイト内を検索

携帯ページ

qrcode