森の主



『ふしぎな生きものカビ・キノコ 菌学入門』によると、アメリカ・ミシガン州の森の地面の下に、ナラタケの巨大な菌糸体が発見されたとのこと。その大きさはシロナガスクジラ級で、何千年にもわたってゆっくり移動するらしい。森の主のような生命体がゾワゾワと生きてるというのはロマンチックだ。いや、地面の底の生命体は、ひょっとして一つにつながってるのかもしれない。上に載ってる生物は、このバイオマスの意識以前の意識に何かしら影響があるのかなと空想してみる。 

 

マラリアの夢



『人体のしくみ図鑑』からの模写。赤血球の中に入り込んでいるマラリア原虫(黒色の部分)。他国を食いつくそうとするイスラム国とだぶらせてみる。寄生の主を犯して増殖する生態が似てなくもない。
そのテロ集団は、アメリカに壊滅させられたイラクの政権中枢が組織されていると言われるが、核にあるのは憎悪、黒く渦巻く感情のようだ。禍々しい人質事件の下で、不倫相手を殺す警察官、嬉々とし人を殺める女子学生など異様な事件ばかり立て続けに起こるのは、今の人間世界全体の底に、マラリア悪的な夢がどろりと居座っているからか。
 

生体情報ハイウェイ



『人体のしくみ図鑑』より模写。神経信号を伝えるシナプス。ごしゃごしゃとした柔らかいゴムのよう。この中を信号がビュンビュン行き交って、身体の動きや意識をつくり出しているわけだ。人間って、電気クラゲの微生物が絡みあって出来上がった塊にも思えてくる。

 

バベルの塔で聞く天界の声



『人体のしくみ図鑑』より、耳の中の蝸牛を模写。音波を神経信号に変えて脳に送る器官だ。バベルの塔のように、立派にぐるぐるしている。最近、自分の蝸牛に、しきりにSkyfallの曲(007の主題歌)をまとわり付けている。Madilyn Badilynという歌姫による歌声はまさに天女級だ。Skyfallは「空が落ちる」と訳していたが、ジェームズ・ボンドの主題歌とのこと。では天界からの声を。

https://www.youtube.com/watch?v=rZWwH1NJsKs

 


 

毛根の森



『クローズアップ 人体のしくみ図鑑』の写真を模写。330の倍率で拡大した毛根。剥がれ落ちた頭皮がばさばさと重なり合って、落ち葉のよう。毛はまるで、恐竜時代に生えていた太い樹木。森の風景に似ている。そう、人は頭の上に「森」をのっけていると思うと、なかなか風流。

流れ続ける水


中学時代の一コマまんが3/1983年2月11日作。永久機関に興味があった頃。

背負う人



私は、この人を支持する。

人間のなりたち



中学時代の一コマまんが2/1983年3月11日記す。

良い案



…だと、ユーチューブで記者会見を見て思う。日本、イスラム国、周辺イスラム諸国にも顔が立つ。ただ、本当に人道支援に使ってるかの確認は、報道も合わせて必要ではないか。イスラム国が軍事資金に丸々使ってはかなわない。また、会見の中で思わず聞き入ったことがある。安倍首相がイスラエルの関係国へ優先して訪問し、イスラム諸国に日本が「アメリカ側」であるシグナルを出してしまったこと。そして「イスラム国」がアメリカの空爆によって生まれたイラク国内の難民が始まりになっていること。日本の外交は、イスラム音痴で、アメリカの路線から脱しきれないのかと感じる。中田案をうまく実現されれば、日本はイスラム圏でおおいに株を挙げるだろうが、その実行には氏の言う通り時間が必要だろう。

 

人力ステレオ



中学時代の一コマまんが1/1983年2月7日記す。

| 1/4PAGES | >>

このサイト内を検索

携帯ページ

qrcode