柔らかブラウンへの郷愁

 

ブラウン2/自分が子供だった40年ほど前、家の周りには田圃が広がっていた。堺市の真ん中なので、まったく田舎というわけでもない。 それでも肥溜めがあり、牛小屋があった。田圃は、春に蓮華畑から稲がびっしり植えられ、夏に青々と背高く育ち、秋に刈り取られる。その稲の刈り後をザクザクと踏んで遊んだものだ。雨が降った後の田圃の土はしっとり。冬にかけて、堅く乾燥していく。その風景は、今はもうない。減反政策で田畑は潰され、みんな住宅になってしまった。あの柔らかな土のブラウンが懐かしい。

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