レッド寺山修司が燃える

 

レッド完/寺山修司『空には本』より。「マッチ擦るつかのまの海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや」を自分流に解釈すると…飛行機から見れば、海に浮かぶ島や大陸に、国境線などなし。その人工の線でくるりと囲われた「祖国」なんぞに、命をかけるナンセンスがあってよいものか。しかしべったりと心身にまとわりついてくる重たい「祖国」よ、一本のマッチの火で燃え上がり、レッドな海の霧となれ。その向こうにはブルーに輝く地球があり、そのまた向こうにぬばたまの宇宙空間が広がっている…。

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