体に染みわたるレッド

 

レッド2/私にとっての日ノ丸は、やはり日ノ丸弁当だと思う。日本は、真ん中の酸っぱい梅干しに集約される。海外旅行から帰った時、梅干しとご飯をかきこんだ時、日本人に生まれて良かったなぁとしみじみ感じる。それは当然ともいえる。我が体は、日本の食べ物がつくったものだから。日本の食べ物で体をつくった人を「日本人」といって良いのではないか。だからアメリカ系日本人も、バングラディシュ系日本人もあってしかるべきだろう。日本で飲み食いして育ちながら、髪や肌の色から、いつまでも「外人さん」と区別され続けるタレントさんなど見て、いつも妙な気がする。もっとも「なになに人」という意識は、各個人玉ねぎの皮のように複層的なはず。私はずっと大阪人であり、今は足立区民である。ある人は国際結婚で、半分違う国の人になる。結局アイデンティティの大本は、生活の中、自分の体を作り上げた食いもので決まってくるのではないか。本場キムチの大好きな私は、3%くらい韓国人かもしれない。

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