高須院長の劇的キラキラ顔

 

名言集4/『脳の欲望 死なない身体』野村進著(講談社+α文庫)より。著書の野村は、学歴もコネもない貧しい青年が、「上層の家族と姻戚を結び、のし上がるために、美容整形をその手段にした」と語るエピソードを紹介。「美容整形には、階級社会の"正道"を無視し階段を一気に飛び越そうとする、裏口入学的な側面がある」と論じ、上の高須クリニック院長の高須の言葉を記す。「階級闘争」は葬り去られた言葉に見えるが、階層化する今後の社会にリアルに蘇ってくるのだろう。整形した人の顔は、若さ、美しさに満ち、何か自信に満ちて輝いている。これもありかなと思う。誰だって美形の異性は大好きだし、自分も二枚目なら、資産家の美女にも好かれて世の中楽しかろうと思う。しかし、これからも整形はしないだろうし、人に勧めもしないだろう。整形顔にただようどこか妙な空虚さに抵抗感をぬぐいきれないからだ。高須院長の、ビフォーのイモっぽいおっさん顔の方が、アフターより優しげで味がある。

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