ガンジーの危険な平和思想

 

名言集3/『ガンジーの危険な平和憲法案』C・ダグラス・スミス著(集英社新書)より。インド建国の父マハトマ・ガンジー。非暴力運動でインド国民を導き、植民地支配するイギリスを追いだしてしまった偉人。しかし、その後、中央集権の近代国家をつくろうとするネルーら側近と対立する。上のガンジーの思想は、恐ろしい時代錯誤とされ、顧みられなかった。この本の著者スミスは、村を「市民」に置き換えれば、21世紀型社会への大きな原理になりうるとする。ある人が、国家を否定するカンジーに問う。「強大な権力者が戦争をしかけ支配してきた歴史をどう考えるのか?」。その答えは、「あなたは日常の歴史を見ていない。暴力のない日常が大部分の歴史。社会が変化していくのは中身からであって、暴力という外因的な力ではない」。個々人が自分の考えを持ち、自立して社会に参画することこそ社会は内から変わるということか。「空気」に容易に支配され、メダカの集団のようにあっち向き、こっち向き極端に走る日本の雰囲気こそ、危険に思える。

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