閉ざされた窓

 

駅への道程5/冷たい雨に濡れる傘の向こう。黄色い枠が変に鮮やかだが、どこかぼんやりこもった感じのビル。窓という窓が、室内の物で埋まってる。段ボールや書類や古びたカーテンや。この世に溌剌と現れたが、疲れて閉じこもってしまった心、のよう。電線が、細胞に養分を送るように、建物群をぐるぐると巻く。

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