わたくしの本当の姿は…

 

哲学1/『宮沢賢治詩集』「春と修羅 序」より。この一節を読んで以来、自分が「電燈」に思えてしかたない。歩いていても、ラーメンを食べていても、体の中でぼーっと光を灯している感じ。それも有機体として発する電気によって。脳の神経やら、細胞の間やら、電流がパチパチ飛んでいるそうだから、生物学的には正しいイメージなのだろう。そんな「わたくし」を「仮定された現象」というのが不気味だ。自分は、「存在」といいきれる確固としたものでなく、とてもおぼろな霞のようなものに思えてくる。「わたくし」は、永遠の時間の中のある一定期間、「青い照明」となって燃え続け、ふっと消える。そして闇…。

コメント
コメントする








   

このサイト内を検索

携帯ページ

qrcode