心を外に向けよ!

 

本年、二冊目の『幸福論』読了。

あの名高きバーランド・ラッセルの本だ。

彼は、快楽主義者で無神論者を公言したイギリスの哲学者である。

ヨーロッパ文化圏で「神を信じず」と言うのは、

とてつもなく勇気あり。

 

ラッセルがキリスト教を棄教したのは、なんと少年のころだ。

当初は神を信じたが、合理的に考えを詰めていくと

信じるに足りずと悟ったという。

「原罪」なんかあるものかと。

 

ラッセルは『プリンピキア・マテマティカ』を書いて

記号論理学を打ち立てた数学者でもある。

だから、その幸福論は、論理的にスッキリ明解だ。

 

ざっくり言えば、

まず、自己にのめりこむなとのこと。

嫉妬だの怒りだの自己卑下などの否定的な感情が

わいてくるからだ。

それらをバッサリ処分するには、

心を外に向け、社会とかかわり、

建設的な仕事をしろとする。

なにより、自分の幸福をまずしっかり築くこと。

この基盤をがっちりつくってこそ、

自己と社会のかかわり、

そして人生が充実してくるのだ。

この世でぞんぶんに力を出し切って

「人」であることを超えてけ!

と背中を押してくれる。

 


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