外国人技能実習生の話

 

ある建設会社のホームページの求人枠の文を

つくることになり、社長さんに話を聞きに行く。

今のガテン系の現状を少し垣間見られた。

 

日本人の働き手が集まらず、

フィリピンから技能実習生を10人も入れているそうだ。

彼らは真面目で、多少の重労働はものともせず、

実によく働くという。

 

ここで文化の差だが、

フィリピン実習生は過酷な仕事になると、

仲間同士で鼻歌を歌い、掛け声をかけあい、

モチベーションを高め合う。

黙々働いてこそ仕事と考える日本人の職長さんは、

当初眉をひそめていたそうだが、

仕事がはかどるので何も言わないことにしたらしい。

 

また建築現場では、

上から下の者に対する罵声や鉄拳が飛ぶ風習がまだ残っている。

それをフィリピン人の青年にやると、

彼らを送り出した先生が本国から飛んできて

クレームを言いに来るという。

取材した会社の社長さんは、それを関係者から聞いて、

パワハラまがいのことをいっさいやめさせた。

すると現場の空気がガラリとよくなった。

 

日本人の職人はストイックな人が多く寡黙に働く。

だが、大らかな性格のフィリピン実習生たちのおかげで、

職場が明るくもなった。

 

求人状況はどこの業界も深刻で、

外国人労働者を入れなければもうもたない。

入れてみれば文化摩擦やトラブルが発生するだろうが、

閉じた日本文化にとっては、

良いこともたくさんあるのではないかと思う。

 

 

 

 


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