木を見る

 

仕事の打ち合わせで、早めに喫茶店に行く。

テーブル前のガラス壁向こうの風景を、

ぼんやりではなく集中して眺めてみる。

 

1本の街路樹がある。

木は、風を葉の間にふくんでからフゥワリとゆらぐ、

ことを発見。

ゆらぎ方は一様ではない。

上、真ん中、下と、ランダムに動く。

風をふくんだところが、思い出したようにゆらぐのだ。

 

その傍らを、さまざまな人々が歩く。

こちらからすれば、次々と現れては視界から去っていく。

 

やがてママチャリに乗った白人のお母さんが、

自転車を止める。

後部座席には、白人の4歳ぐらいの女の子。

彼女の前には風車が回っている…。

人はどんな人種であれ、

みんなこんな子どもだったわけで、

みんな何ら変わらない、

という当たり前のことが

ふっと胸に浮かんで消えた。

 

 

 

 

 

 

 


スポンサーサイト


コメント
コメントする








   

このサイト内を検索

sponsored links

携帯ページ

qrcode