女子アナ・佐藤渚の傑作

 

上は、TBSの深夜番組『女子アナの罰』で

女子アナ・佐藤渚が妖怪あずき洗いに扮している姿だ。

 

同番組は、2013年より2年足らずで打ち切られた

伝説の番組である。

深夜にして視聴率が良かったが、

社内で問題となったらしい。

理由はおそらく「女子アナの品位を落とす」

ということだったろう。

 

番組内のイベントで競わされた女子アナのビリは、

過酷な罰を課される。

プロのお笑い芸人並みのことをやらされるのだ。

例えば、「ワカメの貞子」とし、

大量の生ワカメを頭からかぶせられ、

砂浜を匍匐前進させられる。

街中のオープンカフェでデーモン閣下のかっこで、

道行く人に声をかけろとか…本当に良く考えられている。

さらに番組後、「裏罰」というのもある。

視聴者の意見から罰アナが選定され、

突飛な罰が別に課される。

 

この番組がウケたのは主に以下の理由からだろう。

花形の女子アナというきらびやかな存在が、

徹底的に貶められスカッとすること。

そして、残酷な罰をけなげに耐えて、

根性を身に着けていくうら若き女性に対する共感がある。

ちなみに女子アナたちは、若手ばかりで構成されている。

 

番組の背景には、女子アナブームがある。

知性と美貌が売りの彼女たちを、

低価格のタレントにしたてたテレビ局の思惑は

大いに当たった。

だが、一方で、ニュースを伝えるというアナウンサーの

職能はかなりあいまいになってしまった。

「女子アナの罰」は、女子アナのタレント化の方向性を

決定づけた面もあるのではないか。

 

昨日の昼、中華料理屋でテレビを見ていたら、

日本テレビの女子アナが私服のファッションを

半時間も使って競わされていた。

これではモデルさんである。

やりすぎに思える。

ニュースの現場で力量をつけた

たたき上げのジャーナリストとしてのアナウンサーを

もっと養成してもいいのではないか。

 

と、言いつつも

佐藤渚のあずき洗いは、

女子アナタレント化の極北に生まれた傑作として

敬意を払いたくなる。アレンジと間合いが素晴らしい。

もう「芸」といえる。

一度、下を見られたい。

https://www.youtube.com/watch?v=abvO2nFy3BY

 


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