四文字の悪霊



 パプア調査5/パプアニューギニア政府と企業がタッグを組み、「原生林伐採→オイル・パーム・プランテーション」のシステム化を強力に進めている。SABL(Special Agriculture and Business Lease/農業・ビジネス特別リース)政策だ。パプア政府(土地省・農業省・森林省)は、SABLの下、99年間の土地リース・リースバックを行っている。2003年7月から2011年1月の間に、結果として500万ヘクタールの土地(国土全体の11%)がリースされるに至る。囲いこまれた土地内の原生林(絵ではリングの中)は伐採企業の不法契約の対象となり、好き放題に伐られていく。主な伐採企業は、リンブナン・ヒジャウ社。皆伐・丸太輸出・プランテーションを一手に行う。企業による不正契約の流れは次の通り。地主との間に入る仲介業者にカネをばらまく→仲介業者はそのカネで政府・官僚・有力者や長老を買収→土地所有者(そうでない場合も多々)にサインを強要→多くの村人たちはカヤの外で、知らぬ間に自分たちの土地がSABLに入れられ、ある日突然、伐採開始の現場を目の当たりに…。この傍若無人のSABLを、クロコダイル(ワニ)の悪霊に例えてみた。調査のキーワードとなる四文字。



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