濁世の仏

 

月1で絵手紙講座を開いている、老人ホームでのこと。

いつも4人グループの机で、15名程度で行う。席は自由。

メンバーはほぼ同じだが、

カンの強い受講者がいる。

回を重ねるごとに、周囲に対して攻撃的に。

その度に、剣呑な雰囲気になるので

「まあまあ」と、とりなしてきた。

 

すると、次の回、2人の受講者が、

カンの強い受講者の隣りに座りましょうと

自ら申し出てくれた。

「観音様のようだ」と思う。

なるほど隣に座ると、

激越していた人の様子が落ち着いてくる。

 

穏やかな人は、困った人の隣で、

「仏の心」を開花させる。

困った人は、穏やかな人の「仏の心」を

引き出し開花させる。

老人ホームも、ときに花が咲く濁世なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


起きろ!わが心よ

 

最近、妙に夢がリアルになってくる。

夢の中で飼っているらしい獰猛な2匹の黒犬を、

わざわざ怒らせようと手でひっくりかえそうとする。

噛みつかれたらヤバイな、と思いつつ眼を覚ます。

 

自分の中の獰猛なところを、

起こそうとしているのか。

心的に大きなエネルギーが必要に

なっているのかもしれない。


身体解体新書

 

動画『マモルくんの文学講座』第4話、

カフカ短編集より『はし』を。

 

小話には「起承転結」がある。

カフカの場合は、「転」のところで、

不条理世界の虚空に投げ出されるところに

魅力あり。

それを圧縮して表現してみました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=dCj5ZJRfQJI

 

 


マモルくん的『人間失格』

 

動画『マモルくんの文学講座』第3話は、

太宰治の『人間失格』より。

思春期に読んだとき、

『人間失格』と言い切る自己否定に

強烈な爽快感を感じたもの。

中年になって読むと、また違ってくる。

マモルくん的解釈の『人間失格』をどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=KicF42hQ6a8

 


縄文人も楽じゃない

 

歴史の本を読むと、

縄文人の骨を調べると年輪があったという。

ある時期、食べ物がなくて飢え、栄養失調になることで、

骨の成長が止まってしまうことでできるらしい。

 

平均寿命は、30歳。

その頃になると、ときに飢えをしのぐため

硬い物を食べることが積み重なってか、

奥歯や前歯がすり減っているという。

 

やはり自然の中で生きるのは過酷だなと思う。

自分はなんだかんだいっても、

30歳をはるかに超えて、今も存在している。

狩りもせず、500円ほどで手に入れた牛肉を

今夜、しみじみと食らおう。

 

 


研修初日

 

「こどもみらい園」という発達障害の児童を

個別指導するアート部門の講師となる。

昨日は、その研修の初日だった。

 

造形作家先生の、4名の4つの個人指導を見学。

木刀づくり、マインクラフト、ピタゴラスイッチ、

ダンボールのお絵描きとバラエティに富む。

先生は、饒舌な子、寡黙な子など、

それぞれに合わせ対応するが、

変幻自在の指導ぶりに圧倒される。

「芸能」の域だなと思う。

 

今回はみんな男の子だったが、

とても講座を楽しんでいる姿が微笑ましかった。

小学校3年4年、中学生の児童だったが、

イメージしていた「発達障害」とは大きく違う。

ずば抜けて賢いがゆえに、

学校で浮いてしまうという子もいる。

 

面食らったのは、子どもの遊びが高度になっていること。

とくに「マインクラフト」には驚いた。

パソコン上で、さまざまな「部材」を使い、

空間構成していく遊びだ。

建造物をっくると、自由にその中に出入りできる。

「おもちゃ」にしてこれだから、

もっと精密なものになれば、建築家がダイレクトに

建築設計できるのではないかと思った。

「絵の見方」を知るため心理学の本ばかり読んでいたが、

これじゃ古いなと。

 

講師の人もそれぞれバックグウンドがあって、

相当面白い。

「水の合う」職場である。

 


ガンダ〜ラ♪

 

早朝のラジオから、懐メロの特集だかで、

ゴダイゴのガンダーラが流れていた。

 

そこへ行けばどんな夢も叶うよ

ガンダーラ、ガンカダーラ…

…どこにあるのか、ユートピア…♪

 

これを聞いて、発作的な旅情に誘われる。

中国大陸へひとっ飛びして着陸し、

シルクロードを陸路でたどり、果てしなく西へ…。

日銭を稼ぎながら、ジリジリ進むと

より新鮮かもしれない。

 

しかし、旅も慣れれば日常化する。

異国情緒が冷めやらぬ

違和感一杯の時間は持続しないものかいな。

認識の果ての向こうへ行きたいものだ。

自分には確固たる拠点がない。

私は、人生における

ADHD(注意欠陥・多動性障害)な人である…。


心眼、開け

 

酔って描く。

心の眼を持ちたいとイメージするが、

出来上がってみると怖い絵に。

 

明日、発達障害のお子さんに絵を指導する初仕事だ。

初日は見学とのこと。

 

それまでに、役に立ちそうな文献を読みまくっている。

発達障害のスペシャリストである杉山登志郎著の

『発達障害の子ども』『子育てで一番大切なこと』

(講談社現代新書)は分かりやすく、

バランスのとれた良書。

ドナ・ウィリアムズ著の『自閉症だったわたしへ』

(新潮社)は、自閉症患者側から描いた手記で、

その世界が驚くほど深いことを知る。

 

絵の読み方を学ぶために、

アルシューラ/ハトウィック共著の『子どもの絵と性格』

(文化書房博文社)、

グレック・M・ファース著の『絵が語る秘密』(日本評論社)、

クリスティアーネ・ルッツ著の『子どもと悪』(晶文社)を

ひもとく。

後の2書はユング系で、肌に合う。

 

 

 


ひどいぞ、『舞姫』豊太郎

 

動画『マモルくん』の文学講座。

今回は森鴎外の『舞姫』より。

https://www.youtube.com/watch?v=0mJtVr-99nc

 


仏教、激しい

 

動画『マモルくん 仏教を学ぶ』。

若い尼さんの話。

https://www.youtube.com/watch?v=932vIXySgXc

 


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