春霞

有料老人ホームでの絵手紙講座で、

「春」をテーマにお手本を持っていく。

そのうちの一つ、チューリップを

黒一色で描いた人がいた。

「せっかくだから、

色を花びらに塗ったらいかがですか」と勧めたが、

最後まで黒チューリップのままで通された。

花咲きほこる庭に春霞がかかっている風景、

と見たてれば、

「ああ春だ」思う。

 

 


いたるところに山河あり

 

パジャマの柄を見ていると、

山の等高線に思えてきた。

ああ、ここにも山河がある。

私はその山河に覆われた巨大人。

独り酒の深酔い。

 


さっそく試食、オーストラリア米

 

近所のスーパーで、オーストラリア米を買う。

1180円という驚異的な安さだったので、

手が伸びてしまった。

5キロかと思ったが、後で4キロと知り、

少し「な〜んだ」と思う。

 

味は、ぼちぼち。

少し固めでパラつく感じて、

一晩たつとゴワゴワに。

値段がほぼ同じの国産のブレンド米の方が

まだ美味い気がする。

 

国産米を買うことは、

自国の農業を護ることになる。

しかし、減反だの手厚い補助金など

農業政策に疑問がある。

海外の安い米と多少とも勝負するのは

産業の健全化のために良いことだ…。

 

と、偉そうに言い訳をしながら、

安いから安い米を食う。

もうちょっと美味かったらなぁ、

オーストラリア米よ。

 

 

 

 


「被災」を語る

 

友人と、なかの芸能小劇場にて

神田香織の講談を聞く。

演目は、3.11の被災者を題材とした『福島の祈り』。

創作講談である。

 

副タイトルの「ある母子 避難の声」が

主軸のストーリーだ。

被災地・福島から東京に避難したお母さんの声が

生々しい。

手持ちの線量計で計れば、

東京のそこここも放射能被ばくしており、

子どもを外に出せない。

周囲も夫も、そこまでせずとも…との浮き上がってしまう。

 

追い詰められた母は、被災地の実家を訪ね、

被災地で実際に何があったか見つめることに。

 

その話がすさまじい。

元消防士の人が語る、津波で死んだ人たちの姿が

むごたらしい。

髪の毛一本まだ砂まみれだったという。

そして、高濃度の放射能に被ばくしているので、

葬れず、死体の山を朽ちるままに放置していたという。

 

これは現代のことなのかと思う。

この情報社会にあって、被災地の真相のコアのところは、

伝えられていない。

 

放射能被ばくというのは、

何か深い次元から人、命を汚す。

 

講談師・神田香織は、文献を調べ、現地に取材し、

ドラマ化し、自ら語る。

「講談師、見てきたように語る」を超えて、

「見たことを語る」。

それは心眼で「見たこと」を語るから、

本当の語りなのだ。

 

神田香織のデビューは、なんと広島原爆を描いた

『はだしのゲン』である。女講談師にして創作講談、

しかもテーマが「原爆」ということで一躍有名に。

創作落語では、『チェルノブイリの祈り』もある。

そして、この『福島の祈り』。

驚くべきは、この人の出身地は、福島県いわき市である。

「原爆」「放射能」被災の語り部として、

天が神田香織を選んだと思えてくる。

 


情熱の赤、チーズの黄

 

友人と中野の焼き鳥屋で飲んだ後、

時間があったので、歩いて新大久保に行く。

 

何年か前、ここ有名な韓国人街でヘイトスピーチが蔓延し、

客足が一気に遠のいた。

しかし、今、韓国人アイドルグッズと韓国料理が

お目当ての若い女性たちが席巻している。

その密度は、渋谷は新宿の比ではない。

たまに見かける男どもは、

傍らの彼女に引きずられている感がある。

 

今一番流行のチーズタッカルビを食べてみる。

ビールと焼き鳥で膨れた腹には、

赤いコチュジャンと、輝く黄のチーズの海は

少々きつい。

このテイストは、まさに店内にひしめくレディー向け。

だからか

「食べ残しを包んでほしい」とおそるおそる言うと

店員さんはあっさりそうしてくれた。

オヤジだらけの居酒屋では、こんなことしないよな。

 

排外主義のお兄さんたちよ、

自分を棚に上げて他をあげつらう言説なんて、

所詮効力などないよ。

かっこも悪い。

いつまでもブツクサやってると、

もてないぞ。

 

 


歯よ

 

毎日3度、歯を磨いてる。

口の中が涼しい感じが本当に好きだ。

ギザギザの氷河のように、

いつまでも鋭利かつ

新鮮でいてくれたまえ。

 

 


それがどうした?

 

タイトルは、マイルス・デイビスの代表作「SO  WHAT」の意味。

「それがどうした」に言い放ってから、「オレはこう思う」と

諄々とトランペットで相手に説いていく曲のように思う。

 

https://www.youtube.com/watch?v=zqNTltOGh5c&list=RDEM0oHMqbcZ6-H-ZGYZ0dLITw


パリピでうさを晴らそう

 

若者言葉3/

 

私が女子高生に化け、

友人とスマホでラインをしている設定。

上の若者言葉にトライ。

※ただし、古い若者言葉も交じる。

 

B子: A子んちでパリピ(盛り上がらないか/

        パーティピープルを略した言葉で、

   パーティでノリ良く盛り上がる人を指すことが由来)

   らない?

私:  りょ「了解/「了解」の略)

        今、公園でビール飲んで暇してたから

B子: オジン(おじさん/

         薬師丸ひろ子が映画『セーラ服と機関銃』で言って

   流行ったのか)くさっ!

   迎えにいってやるよ(イケボ)

   (「イケボ」は、カッコっこよくイケてる

            ボイス(声)のことを意味。

    自分の言葉のトーンを脚色している)

私:  マンモスウレピー!!!

   (マンモスぐらい大きな歓びだ、大感激/

   これは死語。酒井のり子の造語)

B子: その言い方、よき(よい/古典の「よきかな」

   という言い回しに由来)

 

 

 

 

 


無明から浮かび上がってドーンと自由な感じ

 

https://www.youtube.com/watch?v=Ff-0pHwyQ1g&list=RDFf-0pHwyQ1g

 


絶対絶命をリアタイ

 

若者言葉2/

 

私が女子高生に化け、

友人とスマホでラインをしている設定。

上の若者言葉にトライする。

※ただし、古い若者言葉も交じる。

 

私:  今、生まれて初めて綱渡り

   リアタイ(リアルタイムでしている)中♡

A子: うそ? マジ(本当ですか)? 

   渡り切るの、ワンチャン!(可能性はある)

   ガンバ(がんばって)

私:  っていうかぁ、渡んないと生きて帰れない。

   でも、応援うれしみ

   (形容詞に「み」をつけ、意味を強調)

 

 


| 1/292PAGES | >>

このサイト内を検索

sponsored links

携帯ページ

qrcode