足立区議会、初傍聴

 

家から自転車を10分こいで行き、足立区議会を傍聴。

令和元年第一回となる。

傍聴席は、自分を含めて5名のみ。

初めての傍聴なので、結構物珍しい。

 

区側の席は、議会15分前にはほぼ全席埋まるが、

議員の席はガラガラ。

大丈夫かと心配していると、議員たちは

5分前にどやどやと入ってくる。

 

冒頭、近藤やよい区長が、当選した45人の議員に

ねぎらいの言葉をかけ、挨拶をする。

小柄でやせた、キャリアウーマンという感じの人。

白地のスーツが、部長室長たちのカラス色黒スーツ

の軍団の中で引き立つ。

えりがピシッと立っている。

 

この日のメインは議長・副議長選挙だ。

と、いってもサクサク進む。

代理の議長がとりしきり、傍らの事務局長が

議員の名を呼び、演壇前の投票箱に

希望する議員名を書いた紙を入れろと促す。

 

議員たちが次々に立って演壇に向かい、投票箱に投票。

歩く議員を眺めていると、

ポスターで見るより、太ってるなとか、

この人老けてるなとか、目と鼻が真ん中に寄っているな

とか、勝手に思う。当然写真は大いに演出されている。

 

トップ当選を果たした新人の女性議員は、

投票箱の前で一礼、投票した後も一礼しているのが

初々しかった。

ベテラン議員はそんなことせずドヤドヤと歩く。

 

議長は44票で自民党議員から、

副議長は45票で公明党議員から選ばれた。

あらかじめ根回ししているのだろう。

改革派もそのへんは目くじらたてないのか。

議長は「司会者」にすぎないから。

しかし名誉職で、みんななりたがるらしい。

 

ちなみに、党員のバランスは、イラストの通り。

議長席から見て、右翼が自公、

左翼が共産・立憲民主、議会改革を全力で推し進める会、

無会派。右翼左翼の並びは国会と同じか。

共産党は7議席で、結構多い。

足立区の政党勢力図は、こうなのかと変に感心する。

 

雰囲気としては、自民党議員の塊は、

リラックス、というより慣れ合っている感じで

声も大きい。

議長の呼びかけに答えるのはこの塊。

左翼側は、異なる政党がいりくんで座ってるので、

隣り合った他党に話しかけるでもなく、

少々緊張した感じ。

 

議会改革を全力で推し進める会に、興味を持つ。

議会の何を改革したいのか。

 

 

 

 

 


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