研修初日
「こどもみらい園」という発達障害の児童を
個別指導するアート部門の講師となる。
昨日は、その研修の初日だった。
造形作家先生の、4名の4つの個人指導を見学。
木刀づくり、マインクラフト、ピタゴラスイッチ、
ダンボールのお絵描きとバラエティに富む。
先生は、饒舌な子、寡黙な子など、
それぞれに合わせ対応するが、
変幻自在の指導ぶりに圧倒される。
「芸能」の域だなと思う。
今回はみんな男の子だったが、
とても講座を楽しんでいる姿が微笑ましかった。
小学校3年4年、中学生の児童だったが、
イメージしていた「発達障害」とは大きく違う。
ずば抜けて賢いがゆえに、
学校で浮いてしまうという子もいる。
面食らったのは、子どもの遊びが高度になっていること。
とくに「マインクラフト」には驚いた。
パソコン上で、さまざまな「部材」を使い、
空間構成していく遊びだ。
建造物をっくると、自由にその中に出入りできる。
「おもちゃ」にしてこれだから、
もっと精密なものになれば、建築家がダイレクトに
建築設計できるのではないかと思った。
「絵の見方」を知るため心理学の本ばかり読んでいたが、
これじゃ古いなと。
講師の人もそれぞれバックグウンドがあって、
相当面白い。
「水の合う」職場である。