書籍『○○(なになに)力』を提案!

 

旅人著『○○力』0/ベストセラーの『老人本』以降、一見"力"とは関係ないキーワードを"力"に結びつけたテーマの本が出まくり、そして売れている。渡辺淳一の『鈍感力』、姜尚中の『悩む力』といったベストセラー本もあれば、『寛容力』『社長力』『現役力』などのビジネス書も多い。「力」をつければいいってもんじゃないと憤りつつ、なんで今「力」なのかと思う。そこで自分なりの「力」本を、今後20タイトル考えてみる。カテゴリーにしますので、乞うご期待!

『無能力』のススメ

 

書籍企画『○○力』1/ハルバースタム著の『ベスト・アンド・ブライテスト』という本がある。アメリカで最も優秀な人たちとされる閣僚たちが、見通しのないベトナム戦争にズブズフはまっていくルポだ。精力的に作った卓上の案が、現実を悪化させ、まずい策を上塗りしていく過程を追う。有能の士は仕事ができすぎて慢心し、かえってひどい結果を生むことがある。そんな組織の中に、無能で足を引っぱる者を適度に混ぜるとブレーキになってよい。無能ばかりじゃ前に進まないが、その配剤はかえってトップの力量かも。自覚的「無能」を持つことは、さらに難易度大。事を起こす前に、「事」の意味を考える、有能力でない、「無能力(むのうぢから)」をススメる本。

「石原力」から身を守る

 

書籍企画「○○力」2/先日、石原慎太郎都知事が再選した。出馬表明直後に、この大震災が起こった「時の運」もつかんでの勝利だと思う。選挙期間は、震災一色で石原都政の問題がなにも検証されなかった。彼の暴言はひどい。人の神経を逆なでする。でも聞いてしまう。戦後教育で押し込められた日本の愛国心をくすぐるのがうまいのだ。だから今も驚異的なこの人気! 石原ファミリーのブランド力もある。この「石原力」は特殊すぎて、一般には応用できない。むしろ、「石原力」を回避する方法を説く本を企画したい。つまり、石原都政、暴言を冷静沈着に批判的分析する本を。

『原始力』を現代人のたしなみに

 

書籍企画『○○力』 3/原始時代、人類は、自ら火をたき、狩をして生計を立ててきた。つまり「原子力」がつくる電気なんて必要なかった。原子炉がああなった以上、私たちは本来持っていた「原始」の力を見直すべきではないか。学校では子供に火起こしを教え、日曜日には家族で自らニワトリをさばいて生命の尊さを実感し…なんて、タイトルの思いつきだけで、かっこよく企画してみたが、「一昔前、農家じゃみんなやってたことじゃないかね」と、言われそうだと今気づく。『農家力』というのも、ありかもしれない…。

突き抜けた「アホ力」に、感動。

 

書籍企画「○○力」4/なまじ学力のある優等生のAKB48メンバーは、正解が頭に浮かんでしまい、そこで思考停止してしまっている。これはお笑い番組なのだ。「つ」という破壊的解答を出し、スタジオを凍らせ、視聴者を爆笑させたメンバーの方が優れている。後者メンバーは、無知ゆえに、「3」と「根」という言葉をまったく新しい概念でとらえなおしている。この飛躍的思考を「アホ力」と名づける。普段物ごとは、常識という網目(意味の体系)にとらえられ、整然とならんでいる。それを正確にとらえる力が「学力(学ぶチカラ)」だ。しかし、世は常に変転し、新しい対応が求められる。常識の網目を一端無視し、物ごとを一から捉え、新しい網目をつくり出すには、「お前、アホちゃうか!?」という非常識思考「アホ力」が必要なのだ。といって「学力」をないがしろにしろというわけではない。「アホ力」と合わせてこそ発揮する力だと言いたい。新概念の発祥は、いつもアカデミズムからではない。アインシュタインはしがない役人で、メンデルは田舎の坊さんで、学者の思考とは違う「アホ力」を使ったから世紀の発見を成し遂げられたのだ! 企画は「アホ力」概念の解説、事例、養い方を解説するもの。

地球の身になって考えよう!

 

書籍企画「○○力」5/よくホラーや怪談で、霊が人に乗り移る、憑依するという話があります。その力を「相手の身になって考える」「相手の苦しみを知る」ということに使えば、世界はもっとよくなるばす。ただ、この力も特殊能力なので、一般のノウハウ本にはなりません。どちらかと言えば、童話やSFものか。もしこの憑依力、みんなが使えたら、いつも私にたくさんの人がとりついたり、私自身があっちこっち何かにとりついて、世の中が混乱してしまうような…。

ビルを柱に緑の大地を

 

書籍企画「○○力」6/東京・新宿に行くたびに、「ああ、高いビル、たくさん…」と口を開けて空を仰ぐ。そんな時、よく思い浮かべるのが上の情景。高いビルに巨大な板を渡し、その上に原生林をつくれば、都市の温度も下がってよかろうと。CO2排出対策の先進事例にもなる。高速道路をつくれたんだからきっとできるさ、と無責任に思う。もし、緑のベルトができたとしても、都心で便利ということで、宅地造成はしてほしくない。夢がない。それより、何百年後に、この森に自給自足する種族が生まれて、下のビルの都市人と文化交流する、と考える方が楽しい。この本は、都市を「緑力」で住みよくしようという構想を示したもの。

この世で一番恐ろしい力

 

書籍企画「○○力」7/人気子役の芦田愛菜を描いたが微妙な似方。「おねだり力」の凄まじさを実感したのは、彼女が出演する某CM。目の前で同じセリフを言われたら即答でイエスと言うだろう(もちろんランドセルのくだりまで)。なぜか。可愛いからか。いや、もっとややこしい。先方は、こちらに身を預けるような頼りなさで「可愛い」という感情をかきたてつつ、こちらの身を逆にしばる。先方はそれを自覚しつつ、自分の欲求をねじ伏せるように求めてくる。実に憎たらしい。「おねだり力」とは、容姿のよい人物だけが持てる能力なのか。いや、催眠術と同じようなものかもしれない。通常の人間にも使えるテクニックがある気がする。しかし! 気高く生きるなら、人におねだりするなんてもってのほか!この本の企画は、「おねだり力」を検証し、その力を防御する術を解説する。

人生綱渡り

 

書籍企画「○○力」8/人生、断崖絶壁に張り渡した細い綱を渡るがごとく。一歩間違えば奈落の底。かといって危険に身をすくませることなく、泰然自若とすべし。この緊張の中で心のバランスを保つ力を「綱渡り力」とする。 「ウクレレの弦のごとく、適度な張りがあってこそ、美音は奏でられる」としたり顔で言う高木ブーも綱の上に描こうとしたが、スペース足りず。また、「綱渡り状態は、単に今のあんたじゃないか!」とつっこむのはやめてください。人生の心得、処世について説いた啓発本の企画。

ビジネスパーソンに必要な力とは?

 

書籍企画「○○力」9/今まで出会った最悪なティッシュ配りは、複数のティッシュを押し付け、早く仕事を終わらそうとする輩。「受け取んなよ」と、ノリノリに踊りながら配るパンク風兄ちゃん。こんなのは絶対取ってやんない。でもティッシュをいとも自然にこちらの手持たせる人たちがいる。よいオーラを発している。こちらの気持ちをくみ取ろうとしている、と錯覚させる空気…。これは「営業力」といっていい。本企画では、優秀な人、ダメな奴の配り方を徹底調査。配られた人ヘのインタビューも行う。世のビジネスパーソンに役立つ書に!

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