異化作用

 

この頃、自分のはやりは、

歩きスマホでユーチューブの音楽を聴くことだ。

それも、国名を適当に書き込み「音楽」とつけて

検索して出てきたものをチョイス。

例えば、「カザフスタン音楽」「ボリビア音楽」とか。

 

一番独特だなと思うのは、イスラムの音楽だ。

強烈なのは、イスラム原理主義のもの。

聖戦を呼びかけるものだろうが、声も旋律も美しい。

それをある大きな神社で聴いていると、

違和感でめまいがしてくる。

 

鬱蒼とした神木の下に佇む、苔むした狛犬と

イスラムの聖戦。

水蒸気たっぷりの森の像と、乾いた砂漠の旋律

(映像は水辺だが)は、いっこう交わらない。

根本的な方向性が違うのだろうな。

 

だが狛犬の発祥は、古代インド、

古代エジプトやメソポタミアの神域を守るライオン像に

までさかのぼるらしい。

目の前の狛犬像は

枯淡に苔むしているが、元々は異国の像である。

イスラム音楽と合わせたってかまわないかもしれない。

 

一度、聞いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=otD3cLjo3HU

 

 

 

 

 

 

 


マモル、咆哮す

 

大草原の小さな小さな物語『咆哮』。

オオカミに育てられたマモルと、オオカミの姉エミーとの

出会いと別れ。

 

映画予告編風の切なき大自然ファンタジー…。

https://www.youtube.com/watch?v=YD1KhVHXbgg

 

原案・制作 ジャムプランニング


不思議な歯

 

デボン紀後から石炭紀に繁栄し、3億2320万年前に絶滅した

ステタカントゥス。鮫の仲間である。

 

へんてこりんな奴だ。

 

頭の上と、背中の突き出たモップみたいなところに、

歯がびっしり密生している。

どうやって使うのか、よく分からないらしい。

自分より数百倍もあるクジラみたいに巨大な生き物の腹に

でも下から潜り込んで密着でもするのか。

 

外に突き出た歯の下は食道にでも通じていて、

プランクトンでも濾しとろうというのであろうか。

 

歯、顎の形態は、生物の食生活、生活様式を物語って

興味深い。

 

本日、半年ぶりに、

歯を見てもらいにみどリの杜歯科クリニックへ行く予定。

コロナでの休診があったので、ひさびさ。

 

 


頑固者

 

コロナに感染してしまったブラジルの

ボルソナーロ大統領。

 

「コロナはちょっとした風邪。

マスクなんかするか。

経済優先じゃ」と言い放った男。

 

国民から大ブーイングを受けようとも、

死者が莫大に出ようと、

自国の法律にあらがっても、

国際的非難を一身にあびようと、

妻にもあきれられようと、

がんと主張を曲げないその頑固さは、

ちょっと見上げたものだと思ってしまう。

 

自国のリーダーにいただくのは

勘弁願いたいとしても。

 

 


豪雨哀歌

 

渦巻く暗雲より、

水が怒涛に流れ落ちたり落ち流れたり。

流れた水は巌のように固まりうねり

大地と人の棲家と人工物を、

荘厳に飲み込んでは打ち砕く。

 

営々と築き上げた生活、

そのほんの1時間前にあった安寧は、

もう泥水と化し、

思い出もろとも打ち砕かれた。

 

足元は深淵となり、自分はとるにたらない存在と

ぐらぐら思い知らされる。

恐怖が下から脳天にせりあがる。

「これは天災、しかたない…」とあきらめることで、

脆く崩れ去ろうとする心をつなぎとめる。

 

こんなタフな心情を鍛え上げざるを得ない

風土に展開する歴史は、

近年ますます過酷になるばかり。

 

アリは、そぼふる平凡な雨にも、

大洪水の憂き目をみるが、

その度ごとに、通路やら倉庫やら

女王様の部屋やらを、黙々修復するのだろうか。

 

しかし、われわれは、アリよりもタフかもしれない。

どん底の悲嘆に全身を染めつつも、

今を生きるしかないから。

 

 


コロナ当選

 

東京都知事選は、まったく盛り上がらなかった感あり。

報道の方も、熊本の豪雨被害の方を追い、

知事選にはあまり力を入れてないようにも見える。

 

「小池さん、コロナの続き、やってください」

という流れで、この人が当確するというのが

規定路線であったよう。小池百合子、366万票で圧倒的。

 

宇都宮健司が2位で84万票というのは、

都民の良心か。

しかし、タイミング、時世に恵まれない人だな。

 

山本太郎は3位で65万票。

「コロナ見舞いで、都民一人10万円支給」は、

ほんとかよと。財源あるのか。

 

立花孝、6位で4万票ぽっきり。

ホリエモンの全面支持で目立って、

かえって「色モノ」になったのでは。

この人、タレントを標的にしたり、裁判をやたら起こしたり、

エキセントリックすぎるのが人気低迷の原因か。

NHKは、震災、豪雨、コロナ情報で株を上げてるし。

 

桜井誠、5位の17万票は、少し不気味。

保守のデマゴーグ。

 

小野泰輔、4位の61万票、東京鮮烈デビューということか。

 

順位は、だいだい予想した通り。

情報収集し綿密に分析するよりも、

群衆真理にゆだねて漠然と予想した方が当たる。

「選挙結果」を見ていつも、

「集合知」というワードを思い浮かべる。

票の配列が絶妙だなと。

 

ところで今回、過去最多22名の立候補というが、

なにか不謹慎な気もする。

「小池」圧倒的有利の状況下、

「落選」前提の「名売り」が目的じゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


エネルギー、吸うたろかっ!

 

どこのスーパーも、レジ袋が有料になった。

といっても、ものぐさから、つい有料袋を

買ってしまうので、あいかわらず、

どんどんたまってしまう。

 

後で、飲料水の缶のゴミ出しや、ペットボトルを

アートの授業に持っていくことなど、

いろいろ使い勝手はいい。

 

「環境破壊」の元というのであれば、

自前の布袋を持たねばならぬだろう。

「環境破壊の元ではない」という学者もいるようだが、

これも本当のところはよく分からない。

 

少し買い物をすれば、

パッケージやらでプラスチックの山ができるのは

確かに違和感を覚える。

お餅の一個一個をビニール袋につめるのは、

やはりやりすぎである。

 

そう考えれば、レジ袋は、

エネルギーを吸い込む

巨大なイソギンチャクに見えてくる。


災害「三密」時代の家

 

大雨、地震、コロナと、

最近の日本は、災害の「三密」で踏んだり蹴ったりだ。

 

こんな時代に暮らすには、上のような家でも

開発すべきじゃないかと。

 

太陽光発電で自家製造した水素を

屋根上のタンクに詰めて、気球のように家を上空に浮かす。

エレベーター&杭を床下から敷地に伸ばして、

地上から行き来できるようにする。

エレベーターは蛇腹式で、いつでも折りたためる。

 

横風で揺れないように、家の四隅から地上には、

ロープまたは鎖をつないで固定。

 

ようは上空に逃げ、家を要塞にする。

これで洪水が来ても、地面が揺れようと、

コロナを持った人が押し寄せようと、

空中にいれば問題なし。

 

大地から切り離されて生きるのは、

たいそう不自然で、精神衛生上よろしくないだろうが。

 

 


 

緊急解除宣言が解除されて、

「コロナだれ」していたが、

昨日、国内感染が198人と報道されて

イヤな感じがする。

これ以上不景気の波はかぶりたくない。

 

ただ、アメリカの感染者数が1日5万人も出た

とニュースで知り、「えっ?」と思う。

 

少し不謹慎だが、「人」を「円」に置き換え、

あえて「物理的損害」と見立てて見れば、

5万円と200円では、ダメージがまったく違う

ことが体感としてイメージしやすい。

 

この数字が本当なら、

結果を派生させる原因が質的に違うと推測される。

 

アメリカの「5万」感染は、なぜなのか?

人口密度の問題か? 物流の移動の激しさからか?

経済的貧困層に集中するのか、いなか?

 

日本は、なぜこの数字なのか?

本当にこの数字なのか?

表に出てないだけなのか?

 

報道では、本当のところは

本当に分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「犯罪」と「教育」の要

 

エーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』は、

清書して額に飾りたい言葉が沢山ある。

一文を抜粋してみた。

 

「生命を求める衝動が妨害されればされるほど

破壊を求める衝動は強くなる。

生命が実現されればされるほど

破壊性は弱くなる。

破壊は生きられない生命の爆発である」。

 

まさに、そう。

 

犯罪者とは、「生命を求める衝動が妨害」されて、

自身の生命を「爆発」という「暴発」にいたらしめ

ることで、

人生をだいなしにした気の毒な人である。

 

学校教育は、今もって子どもに対して、

「生命を求める衝動」を「妨害」し、

その生命を社会の鋳型にはめる

抑圧機として機能している。

 

「生命の実現」に導くことこそ真の教育であり、

真の教育は、人間を「生きられない生命の爆発」へ

追いつめる犯罪者を絶無にする。

 

 

 

 


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