頑固者

 

コロナに感染してしまったブラジルの

ボルソナーロ大統領。

 

「コロナはちょっとした風邪。

マスクなんかするか。

経済優先じゃ」と言い放った男。

 

国民から大ブーイングを受けようとも、

死者が莫大に出ようと、

自国の法律にあらがっても、

国際的非難を一身にあびようと、

妻にもあきれられようと、

がんと主張を曲げないその頑固さは、

ちょっと見上げたものだと思ってしまう。

 

自国のリーダーにいただくのは

勘弁願いたいとしても。

 

 


豪雨哀歌

 

渦巻く暗雲より、

水が怒涛に流れ落ちたり落ち流れたり。

流れた水は巌のように固まりうねり

大地と人の棲家と人工物を、

荘厳に飲み込んでは打ち砕く。

 

営々と築き上げた生活、

そのほんの1時間前にあった安寧は、

もう泥水と化し、

思い出もろとも打ち砕かれた。

 

足元は深淵となり、自分はとるにたらない存在と

ぐらぐら思い知らされる。

恐怖が下から脳天にせりあがる。

「これは天災、しかたない…」とあきらめることで、

脆く崩れ去ろうとする心をつなぎとめる。

 

こんなタフな心情を鍛え上げざるを得ない

風土に展開する歴史は、

近年ますます過酷になるばかり。

 

アリは、そぼふる平凡な雨にも、

大洪水の憂き目をみるが、

その度ごとに、通路やら倉庫やら

女王様の部屋やらを、黙々修復するのだろうか。

 

しかし、われわれは、アリよりもタフかもしれない。

どん底の悲嘆に全身を染めつつも、

今を生きるしかないから。

 

 


コロナ当選

 

東京都知事選は、まったく盛り上がらなかった感あり。

報道の方も、熊本の豪雨被害の方を追い、

知事選にはあまり力を入れてないようにも見える。

 

「小池さん、コロナの続き、やってください」

という流れで、この人が当確するというのが

規定路線であったよう。小池百合子、366万票で圧倒的。

 

宇都宮健司が2位で84万票というのは、

都民の良心か。

しかし、タイミング、時世に恵まれない人だな。

 

山本太郎は3位で65万票。

「コロナ見舞いで、都民一人10万円支給」は、

ほんとかよと。財源あるのか。

 

立花孝、6位で4万票ぽっきり。

ホリエモンの全面支持で目立って、

かえって「色モノ」になったのでは。

この人、タレントを標的にしたり、裁判をやたら起こしたり、

エキセントリックすぎるのが人気低迷の原因か。

NHKは、震災、豪雨、コロナ情報で株を上げてるし。

 

桜井誠、5位の17万票は、少し不気味。

保守のデマゴーグ。

 

小野泰輔、4位の61万票、東京鮮烈デビューということか。

 

順位は、だいだい予想した通り。

情報収集し綿密に分析するよりも、

群衆真理にゆだねて漠然と予想した方が当たる。

「選挙結果」を見ていつも、

「集合知」というワードを思い浮かべる。

票の配列が絶妙だなと。

 

ところで今回、過去最多22名の立候補というが、

なにか不謹慎な気もする。

「小池」圧倒的有利の状況下、

「落選」前提の「名売り」が目的じゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


エネルギー、吸うたろかっ!

 

どこのスーパーも、レジ袋が有料になった。

といっても、ものぐさから、つい有料袋を

買ってしまうので、あいかわらず、

どんどんたまってしまう。

 

後で、飲料水の缶のゴミ出しや、ペットボトルを

アートの授業に持っていくことなど、

いろいろ使い勝手はいい。

 

「環境破壊」の元というのであれば、

自前の布袋を持たねばならぬだろう。

「環境破壊の元ではない」という学者もいるようだが、

これも本当のところはよく分からない。

 

少し買い物をすれば、

パッケージやらでプラスチックの山ができるのは

確かに違和感を覚える。

お餅の一個一個をビニール袋につめるのは、

やはりやりすぎである。

 

そう考えれば、レジ袋は、

エネルギーを吸い込む

巨大なイソギンチャクに見えてくる。


災害「三密」時代の家

 

大雨、地震、コロナと、

最近の日本は、災害の「三密」で踏んだり蹴ったりだ。

 

こんな時代に暮らすには、上のような家でも

開発すべきじゃないかと。

 

太陽光発電で自家製造した水素を

屋根上のタンクに詰めて、気球のように家を上空に浮かす。

エレベーター&杭を床下から敷地に伸ばして、

地上から行き来できるようにする。

エレベーターは蛇腹式で、いつでも折りたためる。

 

横風で揺れないように、家の四隅から地上には、

ロープまたは鎖をつないで固定。

 

ようは上空に逃げ、家を要塞にする。

これで洪水が来ても、地面が揺れようと、

コロナを持った人が押し寄せようと、

空中にいれば問題なし。

 

大地から切り離されて生きるのは、

たいそう不自然で、精神衛生上よろしくないだろうが。

 

 


 

緊急解除宣言が解除されて、

「コロナだれ」していたが、

昨日、国内感染が198人と報道されて

イヤな感じがする。

これ以上不景気の波はかぶりたくない。

 

ただ、アメリカの感染者数が1日5万人も出た

とニュースで知り、「えっ?」と思う。

 

少し不謹慎だが、「人」を「円」に置き換え、

あえて「物理的損害」と見立てて見れば、

5万円と200円では、ダメージがまったく違う

ことが体感としてイメージしやすい。

 

この数字が本当なら、

結果を派生させる原因が質的に違うと推測される。

 

アメリカの「5万」感染は、なぜなのか?

人口密度の問題か? 物流の移動の激しさからか?

経済的貧困層に集中するのか、いなか?

 

日本は、なぜこの数字なのか?

本当にこの数字なのか?

表に出てないだけなのか?

 

報道では、本当のところは

本当に分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「犯罪」と「教育」の要

 

エーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』は、

清書して額に飾りたい言葉が沢山ある。

一文を抜粋してみた。

 

「生命を求める衝動が妨害されればされるほど

破壊を求める衝動は強くなる。

生命が実現されればされるほど

破壊性は弱くなる。

破壊は生きられない生命の爆発である」。

 

まさに、そう。

 

犯罪者とは、「生命を求める衝動が妨害」されて、

自身の生命を「爆発」という「暴発」にいたらしめ

ることで、

人生をだいなしにした気の毒な人である。

 

学校教育は、今もって子どもに対して、

「生命を求める衝動」を「妨害」し、

その生命を社会の鋳型にはめる

抑圧機として機能している。

 

「生命の実現」に導くことこそ真の教育であり、

真の教育は、人間を「生きられない生命の爆発」へ

追いつめる犯罪者を絶無にする。

 

 

 

 


実習、終わり

 

2号警備の実習1.5日のカリキュラムを追える。

ここの会社の仕事は、

「建築現場における工事車両の交通誘導」とのこと。

つまりハウスメーカー、ゼネコンの現場に行くことになる。

 

ハウスメーカーについては、

前の雑誌社の仕事で、批判的な記事を大いに載せたもの。

因縁の存在だ。

 

四人の受講者の1人である

警備経験者のツワモノに聞いたが、

屋外の交通誘導で一番つらいのは、夏の暑さでも

冬の寒さでもなく、そぼふる雨だそうだ。

体の外側は雨、中は汗まみれのずぶぬれで

長時間つっ立っていると、

みじめな気分に落ち込むという。

それを緩和するために、いろいろ知恵が必要だ。

 

建築現場の仕事でいいのは、工事の都合で

半日、ニ三時間で終わることが結構あるということ。

 

渡された誘導灯をピカピカつけていると、

やや憂鬱になる。何をやってんのか…と。

自分がプロのライターである、

というアイデンティティは

しっかり持たねばなるまい。

この仕事に染められてはだめなのだ。

むしろ、ライター業で

染め返さねばならない。

 

いつか、警備の現状から

「人」「組織」「産業」「日本」を考察する

文章を書かねばなるまい。

 

 

 


マスク疲れ

 

暑いので、すぐに汗と息でべたべたになるマスク。

思わずむしり取りたくなるが、

電車内などマスク率ほぼ100%である。

 

だが、しょっちゅうマスクを忘れて外に出て、

取りに帰るはめにもなる。

 

ああ、マスク、お前といつまで付き合うのやら。

 

感染を外から防ぐというより、

自分のツバキやくしゃみを外に出さない、

という意識でしている人が多いよう。

自分もだ。

 

 

 

 


タイトルに魅かれて

 

図書館で、ウスタード・サーミの

『神はテロリストではない』というCDを借りる。

パキスタンの伝統声楽というが独特。

一度聞いた霧、

他のDVDとまとめて返してしまったので、

資料も読まなかったが、

おそらく神の名で聖戦をやるテロリストを

告発したものと思う。

 

ユーチューブで検索したが、出てこなかった。

スウェーデンの少数民族「サーミ」が出てきた。

 

異文化に直に触れてみたい。

違和感で日常の垢を落としたい。

 

 


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